2007年04月12日

フィード・ビジネスサミット

今日は、
第6回フィード・ビジネスサミット「CGM時代のネットマーケティング」のセミナーに参加してきました。

感動的なセミナーでした。

まず、基調講演がアップルの前刀さん。音を使ったプレゼンがうまかった。

ブログの全体の35%は日本語で書かれているらしい。
約1,000万人がブログを書いて、さらにその数字は伸びている。

でも、彼はNOTテクノロジーを提唱している。
人が求めるものが最終的に残っていく。
あったらいいよね。ぐらいのものはブームが過ぎると消えていく。

変化の早いネットの世界でも本質は人の欲求にある。
ブログは、発信したいという欲求。
テクノロジーでもなく、人の中にある本質的なメディアなのだと。

この、前刀さんのプレゼンと最後の松岡正剛さんの話がドッキングする。

松岡さんは、
コンテンツというものは、古代の昔にイメージとテキストで形作られてきた。
そのコンテンツを広めようと
表現が得意な人があつまり、テレビや広告というメディアというビジネスが発展してきた。

でも、web2.0時代は、コンテンツを誰でもが簡単に発信できる。
人がインターネットを使って力を持つ時代になる。

松岡さんは、フィードビジネスは素晴らしい!
今までのインターネットビジネスを覆す本当の時代が来た。という


このセミナーは、朝の10時から夕方6時まででしたが、
その間に2回のパネルディスカッションがあり、それが大変興味深かった。


DE-ポータルゼーション
ポータルサイトは、必要か?という議論。

ユーザーは、ポータルサイトがないと生活できないか?
生活できないのは、ユーザーではなく参加している企業ではないか?

web2.0時代に入り、ポータルサイトが再構築されてきている・・
つまり、カテゴリー化
これからは、フィードをカテゴリーに分類・整理する
あたらしいビジネスが増えていくのではないか。などなど。


また、インプレスの編集長が話した内容
いままで一次情報は新聞社が持っていた。

しかし、いまはサイトやブログに一次情報が載り、
それをRSSで受けた新聞社が2次情報を流す。


新聞の良い点は、昨日と今日の内容が同じでないこと。
ネットは、アーカイブというものがあり、
どこを読んだのかがわからなくなること。

だから、整理するビジネスがでてくるだろう。

こんな話を一日聞いてきて、かえってきました。

全体の内容は、
RSSSuiteをはじめ、フィードビジネスに参加している企業のプレゼンもありましたが
フィードビジネスはこれからが本番だなという感じです。

やっと大企業が気が付き始めてきている。
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